【第1話】思えば、私は洗脳されていたのかもしれません
【第2話】辞めたいけど、やっぱり無理なのかな
【第3話】師長、私はもう限界です
【第4話】最大の試練、立ちはだかる師長という壁
【第5話】いざ転職、LINEでラクラクやりとり
【第6話】転職担当者さん、ナイスサポート
【第7話】初出勤、ポジションの土台作り
【最終話】快適な職場、あかりの成功の秘訣
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師長との駆け引き、しかし私の意志は固い。
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『師長、カウンセリング受けてきました』
『やっぱり辞めることにします』
『退職願、受け取っていただけないでしょうか』
「そうですか。もう少し頑張ってみませんか?」
『いえ、大変申し訳ないですが、辞めたいです』
「そうですか。家のことが大変なら、夜勤なくしたり、時短でやりませんか?」
『いえ、お気持ちはありがたいのですが』
「もしあれなら、他の科に異動するのはどうでしょう?」
『申し訳ありませんが、気持ちは固まってますので』
「籍は置いたまま、いったん休職にしてもいいですよ?」
『お気持ちは大変ありがたいのですが、もう決めたことですので』
「そうですか」
「・・・わかりました。」
(…しつこい!)
しぶしぶ、退職願を受け取ってもらえました。
もちろん、後ろめたさはありました。
先輩方や同期には申し訳なかったし、
できれば迷惑もかけたくなかったです。
でも、そんなことは言ってられない。
もう限界でした。
激務でダメージを受けた心と体。
肺ガンを宣告された母。
抱えるものが大きすぎて、
このままでは自分は壊れてしまう。
だから、お世話になったみんな、
ごめんなさい。
『今まで本当にありがとうございました』
と、最大限の感謝と誠意をもって、
先輩や同僚に挨拶回りをしました。
みんな、あたたかく送り出してくれました。
たくさんのLINEメッセージが届きました。
どれも長文で、心がこもっていて、
とても嬉しかった反面、
素敵な仲間と離れることに切なさを感じました。
ナースとしてデビューした新人時代から、
大きな病院で働けて、とても勉強になったし、
いい経験をさせてもらいました。
名残惜しいですが、
今は家族や自分がいちばん大事です。
いつか、私の理想である、
穏やかで、優しくて、笑顔で、
仕事もプライベートも充実してて、
家族のムードメーカーで、
お菓子作りとか紅茶とかお散歩が好きなナース。
そんな自分を目指して働いていきたいと思いました。
さて、激務の大病院を辞めるのは決まりましたが、
ニートになるつもりはありません。
職場のルールにより、
実際にここを去るまで残り2ヶ月。
できるだけ早く、次の勤務先を決めたいです。
条件はハッキリしていました。
・残業や夜勤、勉強会が多すぎないこと
・休日に家族と過ごせる程度の休みがあること
・通勤時間が1時間未満であること
・人間関係が穏やかなところ
給料は少し減ってしまってもいい。
とにかく、無理なく働けるところがいい。
それが私の決めた条件です。
理想を言えばもっといろいろありますが、
100%自分の理想にマッチした条件の職場はありません。
夏休みで7連休とりたいとか、
制服を無料でクリーニングに出せるとか、
休憩時間に静かにお昼寝したいだとか、
そういう希望は今回は諦めました。
さて、条件も決まったので、
いよいよ次の職場を探すために動き出しましょう。
ただ、ひとつ問題がありました。
退職願を出してから辞めるまでの2ヶ月は、
むしろ今までよりさらに忙しくなるのです。
通常業務 + 引き継ぎ となるので余裕がありません。
その中で転職活動をするのはめっちゃ大変です。
なので、転職サイトを利用することにしました。
利用料は一切かかりませんし、
使えるサービスは使ったほうが得です。
タダで自分の時間を増やせるのだから、
利用しない手はありません。
看護師専門の転職サイトはいくつもあります。
比較サイトとかで調べたら、
小さいところも含めるとたしか17社くらいありました。
その中で私が選んだのは、
業界トップクラスの転職サイト。
扱っている求人数が多いのはもちろん、
担当者が地域密着なので、
病院の内情に詳しいというのも決め手でした。
あと、他の転職サイトに比べて、
担当者がみんな優秀とのこと。
実際使ってみて、私の担当者の人柄も良かったですし、
レスポンスが早くて助かりました。
社内教育がしっかりしているのがわかります。
利用登録にかかった時間は2分くらいでしょうか。
思ったよりかんたんでしたね。
申し込みページで名前や電話番号を入力して、
次の日に電話がかかってきました。
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