【第1話】思えば、私は洗脳されていたのかもしれません
【第2話】辞めたいけど、やっぱり無理なのかな
【第3話】師長、私はもう限界です
【第4話】最大の試練、立ちはだかる師長という壁
【第5話】いざ転職、LINEでラクラクやりとり
【第6話】転職担当者さん、ナイスサポート
【第7話】初出勤、ポジションの土台作り
【最終話】快適な職場、あかりの成功の秘訣
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もう限界。師長に相談しにいくと…
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『師長、こういう事情があって、私はもう限界です』
『申し訳ないのですが、辞めさせていただきたいと思っています』
「あら、そうだったの、大変でしたね」
「わかりました、でもその前に一度カウンセリングを受けてください」
「いろいろ抱えて大変だと思うけど、退職届を出す前に院内カウンセリング受けてね」
純粋に私を心配してのことなのか、
心のケアをして踏みとどまらせたいのか。
師長がどう考えていたかはわかりません。
おそらくどちらも正解でしょう。
私に辞めてもらっては困りますからね。
ということで、院内カウンセリングを受けることになりました。
どこまで話すか、少し抵抗はありましたが、
包み隠さず、全ての悩みを打ち明けることにしました。
仕事が忙しすぎて心身ともにつらいこと。
だんだんと鬼になっていく自分が嫌で嫌でたまらないこと。
そして家族の問題。
全部吐き出しました。
感情も何もかも全て。
そうしたら、先生はちゃんと話を聞いてくれて、共感してくれました。
話していくうちに、
少しずつ心が軽くなりました。
さらに、先生も話をしてくれました。
先生も家族の問題を抱えているとのことでした。
人に話しづらいようなことを、先生も打ち明けてくれました。
正直うれしかった。
なんだか救われたような気がしました。
話してるうちに、頭がクリアになっていくのを感じました。
いろいろなストレスを抱えて心がいっぱいいっぱいでしたが、
だんだんと自分の進むべき道が見えてきました。
いま必要なのは時間であり、心の余裕。
仕事も大事だけれど、
いま私が大切にしたいのは家族。
そして、私は自分の信念の軸がズレた人生は歩みたくない。
イライラしながら人と接するような、
鬼ナースにはなりたくない。
口を開けば愚痴ばかりな、
そんな人間でありたくはない。
私がなりたかったのは、
穏やかで、優しくて、笑顔で、
仕事もプライベートも充実してて、
家族のムードメーカーで、
お菓子作りとか紅茶とかお散歩が好きな自分。
そんなことを話していると、
カウンセラーからこう言われました。
「もう、自分の中で答えは出ているみたいですね」
そう、答えは出ていたのです。
吐き出すことで心が軽くなったのもありますが、
人に話すことで頭の中が整理でき、
やるべきことが明確になりました。
これが大きな一歩でした。
未来のビジョンがはっきりしたので、
あとはやるだけ状態になりました。
カウンセリングの先生に感謝です。
私はついに転職を決意しました。
つらい状況から逃げるためだけではなく、
理想の未来を実現するために。
そして私は、
師長のもとへ退職届を持っていったのでした。
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