仕事のことで先輩に聞きたいことがあるのに、
「今、話しかけていいのかな…」って迷うことありませんか？
その“聞きづらさ”を変える、ちょっとした話しかけ方のコツがあります。
「また嫌な顔されるかも…」の不安
先輩に質問しようと思って近づいたのに、タイミングを間違えて空気がピリッ。
「それ、今答えなきゃダメ？」みたいな雰囲気になって、気づけばまた黙り込んでしまう──。
看護の現場は常に誰かがバタバタ。
だからこそ、同じ質問でも“話しかけ方”次第で受け取られ方が変わることを知っておきましょう。
「相談すると怒られる」の正体
多くの場合、先輩はあなたを責めているのではなく、いまの作業から思考を切り替える余裕がないだけ。
いきなりの質問は、相手の集中を中断してしまい、表情が厳しく見えるのです。
つまり、相手の切り替えを助ける“設計”さえできれば、空気は変えられます。
スッと答えてもらえる“話しかけ方”３ステップ
① ワンクッションで「時間の余裕」を作る
本題の前に、相手の余裕を確認する一言を添える。
- 「今ちょっと質問いいですか？ それともあとのほうがいいですか？」
選択肢を渡すと、相手は心理的に落ち着きます。
② “問題”ではなく“選択肢”を持っていく
自分なりの案をそえて、依存的な質問 → 主体的な相談に変える。
- 「〇〇なんですけど、AとBどちらが良いか迷っています。先輩ならどうしますか？」
人は“答える”より“選ぶ”ほうが負担が小さく、対応がスムーズになります。
③ 最後に短い感謝で“報酬”を返す
締めのひと言で、次も聞きやすい関係を作る。
- 「忙しいのにありがとうございます。助かりました」
“嫌な空気”を作らないコツは、思いやりより「設計」
気持ちだけでなんとかしようとすると、かえって話しかけづらくなることも。
大事なのはタイミング＋選択肢＋感謝という設計。これだけでコミュニケーションはスッと流れます。
明日からできるミニ台本
私：今少しお時間いいですか？（あとでも大丈夫です）
先輩：今ならOK／あとで
私：ありがとうございます。〇〇について、AとBで迷っていて…
どちらが良いかアドバイスいただけますか？
（回答後）
私：忙しい中ありがとうございます。助かりました！編集後記
「質問が怖い」は、ちゃんと学ぼうとしている証拠。
自分を責めず、まずは伝え方の工夫から。
その積み重ねが「この子、考えてるな」という信頼につながります。
補足：私は「スタッフ＞患者＞業務」という順で“配慮の矢印”を意識しています。
これは患者さんより職員を大切にしろという意味ではなく、まずチーム連携を整えることが患者や業務効率を支えるという考え方です。
とくに新人期は、先輩との関係づくりが最重要。
コツをひとつずつ実践していきましょう。
追記
ちなみにうちでは「妻＞子供＞自分」の優先度です。
ママがごきげんだと子供もニコニコで自分も快適。
ところが自分を優先してしまうと、ママが不機嫌になり子供にも強く当たるようになるので、最悪な状況になります。
そして子供が最優先でもいけません。
「いいパパなのはありがたいけど、私には？」
という何とも言えない圧を感じます。
私がそう思い込んでいるだけかもしれませんが、どちらにせよちょっと壁ができます。
私は、頭ではわかっていても、ついつい妻への配慮をおろそかにしがちです。
日々、反省しています。自分との戦いです。
そういえば、
「真の平和とは、世界中の母親がごきげんでいることである」
というのをどこかで目にしました。
本当に、
本当にその通りだと思います汗