【第1話】思えば、私は洗脳されていたのかもしれません
【第2話】辞めたいけど、やっぱり無理なのかな
【第3話】師長、私はもう限界です
【第4話】最大の試練、立ちはだかる師長という壁
【第5話】いざ転職、LINEでラクラクやりとり
【第6話】転職担当者さん、ナイスサポート
【第7話】初出勤、ポジションの土台作り
【最終話】快適な職場、あかりの成功の秘訣
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新しい職場、初出勤で意識すべきこと。
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よし、忘れ物はないし早めに出発したし大丈夫だよね。
最初が肝心だから、気をつけていこう。
まずは、ハキハキと喋ること。
ちゃんと目を見て挨拶すること。
明るく振る舞いつつも、グイグイいきすぎないように。
落ち着いてゆっくり話す。
大丈夫、大丈夫。
第一印象は大事です。
ここで失敗すると後が大変です。
ファーストコンタクトで、
「この人、大丈夫かな?」
って思われると、その後ずっとそういう目で見られてしまいます。
一度不信感を与えてしまうと、小さいことで粗探しされるようになるんですよね。
逆に、安心感がある人って、たいていのことは見逃されます。
大目に見てもらえるキャラと、チクチク注意されるキャラ。
これはめちゃくちゃ重要な分かれ道です。
今後のために、スタートダッシュは細心の注意を払わなければなりません。
そのためにまず絶対にはずせないのが、
ハキハキと明るく、落ち着いて喋ることです。
あともうひとつ気をつけるのは、
前の職場の話を自分から出さないことです。
聞かれたら答える。
でも自分からは言わない。
前の職場のことは、絶対に自分からは話してはなりません。
聞かれてもないのに話してしまうと、
(別に聞いてないんですけど)
(ここのやり方わかってくれたかな?)
って思われます。
スムーズに話さなきゃ、何か喋らなきゃ、と焦ってしまうと、
ついつい前の職場のことが口から出てしまいがち。
その気持ちをグッとこらえるんです。
あと、あまりいろいろやろうとすると失敗するので、
おさえるべきポイントは3つに絞りました。
・すこし頬を上げて、ゆっくり喋ること
・自分からベラベラと話さないこと
・ちゃんとメモを取る
私の経験上、この3点を徹底していれば、
まず嫌われることはありません。
落ち着いていて誠実な人に見えるはずです。
今回新しく勤めることになったこの小さな病院では、
この3点をきっちり守っていたので、うまくスタートがきれました。
第一印象はほんとうに大事です。
ほんとにほんとに大事です。
最初のうちに気をつけておくだけで、
その後がずっと楽になります。
女社会では特に気をつけなくてはいけません。
女社会は村社会みたいなものです。
外には厳しいが、内には甘い。
女性ってのは外と内を明確にわける生き物です。
自分や子どもを外敵から守るためにそう作られています。
新人はほとんど見ず知らずの人間。
だから心の奥底では、新人に対して拒絶モードが発動してしまう。
どれだけ親切そうな人が相手でも、それは同じです。
ただし、一度仲間として受け入れられたなら、
今度は大事に守ってもらえます。
だからこそ、逆にその習性を利用しちゃえばいいんです。
つまり、仲間として認められれば、
よほどのことをしない限り大目に見てもらえるようになるものです。
だからこそ、最初が肝心。
この人は大丈夫だ。
って、安心して受け入れてもらえるように気を配りましょう。
安心感さえ抱いてもらえれば、その後がめちゃくちゃ楽になります。
事実、私はその作戦がうまくいって、
この病院ではかなり楽なポジションを得ることができました。
特にバリバリ仕事ができるわけでもないですし、
ちょいちょい小さなミスをすることもあります。
でも、見逃してくれるし、
勝手に向こうからフォローまでしてくれるんですよね。
いちいち指摘されるようなことはこれまでずっとありませんでした。
そこまで言わなくても大丈夫な人なんだと、思い込まれているからです。
このポジションをゲットできると、
日々のストレスが大幅に減ります。
周りの目をあまり気にしなくてよくなります。
第一印象で相手に安心してもらう。
これさえ守れば大丈夫。
職場を変えて環境をリセットすることも大切ですが、
リセットした先でうまく立ち回れるよう、
こういったテクニックは絶対に学ぶべきです。
そんなこんなで、秘伝の技を駆使した私は、
けっこういい感じに再スタートすることができました。
そして、この好調なスタートが、
プライベートのほうにも良い波を引き寄せたのです。
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